ホーム > 全国建設青年会議とは?

全国建設青年会議は、地域の建設産業を取り巻く中長期的な課題を解決するため、発注機関と連携しながら、建設青年人ならではの行動力を活かした主体的な取り組みを実施・継続することにより、地域と国土を守り、社会の繁栄に貢献する。

平成27年12月

設立経緯

平成9年12月、建設省(現 国土交通省)の各地方建設局(現 地方整備局)を単位ブロックとして、青年経営者の連合組織として発足しました。全国規模の交流の場として、「建設青年懇談会・全国交流会」の名称でスタートし、平成12年9月に現在の「全国建設青年会議」と名称変更しました。

設立時の趣意書

我が国の住宅・社会資本の整備水準は、欧米諸国と比較して未だ立ち遅れており、豊かさが実感できる安全でゆとりと潤いのある生活を実現するためには、人口構成比が少しでも若く、貯蓄率が高いうちに積極的に整備を推進することが必要である。

また、我が国は水害、土砂災害、震災等に対して、厳しい自然条件、社会条件があり、それぞれ克服し、安全で安心できる国民生活の実現が求められている。さらに、我が国は国際化・産業の空洞化が進むなかで、経済構造改革に必要な住宅・資本整備の推進、高コスト構造の是正、国際的に魅力ある事業環境の創出を図ることが重要な課題となっている。

このような状況のもとで、これら社会資本整備の担い手である建設業の果たす役割は大きいものがある。しかし、建設業界を取り巻く環境は、かつてないほどの厳しいものになっており、長引く不況、巨額債務、公共事業の削減、また、建設業界の不祥事など多様かつ多くの問題を抱えている。

そこで、建設事業の抱える課題を一緒に考え、21世紀に向けての建設事業の発展に寄与し、地域の活性化を図るために、我々全国の建設業の経営に参画する青年たちは、ここに「建設青年懇親会全国交流会(仮)」を設立しようとするものである。

平成9年12月